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人通りの少ない通路の奥、物置とすらまともに使われていない部屋。「えっ?! こじろ、え?!」「これはこれは」 稀代の錬金術師は、局員のちんぽをしゃぶっていた。「んぶ♡ぅ、はふっ♡」 小次郎が姿をみせた…
火の海をかき分け走る。走る、走る、走る。空気すら燃え上がった、終末の中を、ただひたすらに走る。鋭く風を切る音が耳をかすめ、矢が足元に突き立てられた。「——ッ!」背後に目を向ける余裕はない、魔術ならと…
さびた柵の向こうには、ちょっと古びた洋館があって、壁にぬられた白いペンキはところどころ剥げていて、そんなものを隠すように蔦がへばりついていた。無造作に生い茂った草は、おれのひざくらいまであって、たま…
時間が切り取られ額に飾られている、そういった風景だった。散策を終えて帰還したアーラシュを迎える部屋は、どこまでも静寂として冷えきり、一切の生気を喪っている。踏み出した音だけが部屋に響くも、すぐさまそ…
「先生の望みを叶える代わりに、俺のおねがいを聞いてくれないか」 霧の晴れぬ朝にはそぐわない陽気な声が、狭い部屋に広がった。机に所狭しと並べられた朝食をリズムよく減らしていた男は、一向に減らない私の皿を…
ひときわ大きな音が鳴り響いてから机が揺れた。パラケルススは興奮のあまり乱れる息を収めようともせずに、歓びで口を歪める。「や、りました……」 乏しい表情しか浮べてこなかった美しい顔が、初めて、花が咲く…